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お知らせ

2026.01.08

胃拡張・胃捻転症候群

どんな病気?

なんらかの原因で胃の中にガスや液体がたまって拡張し、捻転を起こしてしまう病気です。捻転して拡張した胃が周りの臓器を圧迫して障害を与えたり、大きな血管を圧迫することで血流を障害して心臓に障害を与えることもあります。こういった状態になると、治療を行ったとしても致死率は高いと言われています。 胸の深い大型犬やバセットハウンドで好発するといわれていますが、小型犬や猫でもみられることがあります。

症状

急にお腹か゛張ってきたり、お腹を痛がってぐったりすることが多く、吐きたくても吐けず気持ち悪そうにしたり、よだれがたくさん出たりします。 閉塞性ショックといわれる状況になると様々な臓器に影響を及ぼします。また、不整脈を起こすことも多く、この不整脈は致死率を高めると言われています。

診断方法

身体検査で腹部が膨れていることが多く、レントゲン検査で拡張して捻転した胃を確認することで診断します。

治療方法

胃にチューブを通したり、皮膚を通して針を刺したりすることで胃の空気を抜いて胃の減圧を行います。そして、捻転してしまった胃を元の位置に戻して、また捻転してしまうことがないように腹壁に縫い付ける手術が必要になります。また、捻転している間に損傷してしまった部分がないか探索し、壊死してしまった部分があればその組織の切除を行います。

予防法

大量の食事や飲水後に運動することが胃拡張・胃捻転症候群のリスクになると言われているので、一度に大量にご飯をあげないことや、食後に運動をさせないことが推奨されます。 致死率の高い病気なので、特に胸の深い大型犬や好発犬種は予防的に胃固定の手術を行っておくことが予防になります。(内視鏡外科へリンク)