センター長紹介
現在の獣医療の進歩には目覚しいものがあり、病気そのものを治す技術は飛躍的に向上しています。ルカ動物医療センターではそのような最先端の獣医療を安心して受けて頂くことを目標に日夜努力しています。そして、それはスタッフ一人ひとりが思いやりを持った「動物に優しい医療」を行うことによって初めて実現されるものです。
私は、子供の頃からたくさんの動物たちに囲まれて育ってきました。そして、いつしか「動物のお医者さん」になりたいと願うようになりました。そして今、多くの「動物たちの命」にかかわりを持たせて頂いています。その小さな命との出会いや別れを経験されるご家族の喜びや悲しみと向かい合う中から、動物たちは私たち人間に対し大切なことを教え続けてくれているのだと実感しています。
それは、動物たちが「大切な家族」であり、動物たちの存在が「心の絆」で結ばれたかけがえの無い存在となっているからです。私の子供の頃からの夢であった「動物のお医者さん」として学ばせて頂いていることは、子供の頃には想像もつかないほど大きなものでした。
ご家族の方々のお気持ちを思い、病に苦しむ動物たちの気持ちを思いやることをいつも心に留め、動物たちの命と健康を守り続けていきたいと思います。
20年以上にわたる臨床経験を持ち、公益社団法人 日本動物病院協会(JAHA)獣医内科認定医、外科認定医の資格を有する。一般診療はもちろん、セカンドオピニオン診療を幅広く行う中で、日本を代表する各分野の専門家との連携により、より質の高い医療提供を行う。
動物たちの身体に負担の少ない内視鏡外科手術の分野において、2003年から人医療の内視鏡外科医たちの指導を受け、いくつもの手術法を確立し、手術数においても全国で有数の実績を誇る。また、講演活動、セミナー開催、手術指導などを行い、安全で確実な内視鏡外科手術の啓発に努力し、日本獣医内視鏡外科学会を立ち上げ、日本国内はもちろん、アジア地域への内視鏡外科手術普及に寄与し、米国の獣医内視鏡学会 アジア・パシフィック代表に任命される。