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2026.01.08

異物による腸閉塞

どんな病気?

腸閉塞とは、様々な原因で完全もしくは部分的に腸が塞がってしまった状態で、その原因として最も多いのは異物による閉塞です。特に幼少期の間は好奇心が旺盛で何でも口に入れてしまうため、誤飲の事故が多発します。

症状

腸閉塞の症状として最もよくみられる症状は嘔吐、食欲不振などです。下痢や細い便がみられることもあります。また腹痛により元気がなくなり、あまり動かなくなったりすることもあります。腸閉塞になってから時間がたってしまうと、閉塞した部分の腸が壊死してしまい、敗血症や腹膜炎から命を落としてしまうこともあります。そのため腸閉塞がおこってしまったらなるべく早くに異物の摘出手術を行う必要があります。 また異物の中でも、ひも状の異物(糸やリボン、ストッキングなども含まれます)は、一方が舌の基部や胃の出口である幽門に引っかかり、もう一方が先へ進行していくことで腸が寄せ集められてしまい、腸閉塞をおこします。このひも状の異物の場合は、腸が動くことで腸が裂けてしまい、腸穿孔をひきおこしやすいので、特に注意が必要です。

診断方法

身体検査や血液検査、X線検査、超音波検査などから複合的に診断します。 金属製のものを飲み込んでいる場合にはX線検査で明らかに確認できる場合がありますが、すべての異物がレントゲンにうつるわけではありません。レントゲン検査で明らかにならないときには超音波検査やバリウム造影検査を行って診断します。

治療方法

万が一異物を飲み込んだところを目撃した場合には、なるべく早くに病院を受診しましょう。異物が胃の中にある段階であれば、お薬を使って胃の中のものを吐かせる処置で異物を取り出せることがあり、腸閉塞に至る前に異物を取り出すことができます。もし、お薬で吐いてくれなくても、内視鏡を使って異物を取り出す処置を行うことも可能です。

ただ、飲み込んでしまった物の形状が鋭利なものや大きすぎるものは開腹手術をする方が安全に取り出せるということもあります。

しかし、異物が胃から腸に流れてしまって腸閉塞を起こしている場合には緊急の開腹手術が必要になります。腸の壊死がなければ腸の一部を切開して異物を取り出す処置になりますが、腸の壊死が見られる場合には壊死している部分の腸を切除して摘出する手術が適応になります。

予防法

異物による腸閉塞をおこすことのないよう、特に幼少期の間は、飲み込んでしまうかもしれないおもちゃなどは置きっぱなしにしないことや、留守番させるときにはケージにいれるなどといった予防を日々心がけることが大切です。

しかし、異物が胃から腸に流れてしまって腸閉塞を起こしている場合には緊急の開腹手術が必要になります。腸の壊死がなければ腸の一部を切開して異物を取り出す処置になりますが、腸の壊死が見られる場合には壊死している部分の腸を切除して摘出する手術が適応になります。