内視鏡外科手術について
従来の開腹手術のようにお腹を大きく切ることなく、皮膚を数カ所切開(3-10mm)して器具やカメラを挿入し、テレビモニターでお腹の中を観察しながら行う手術です。
実際にお腹を開けて観察する開腹手術と比較し、拡大された鮮明な画像で手術を行うことができ、画像を保存することで手術後にご家族もご覧いただくことができます。
また、傷が小さく痛みが少ないため術後の回復が早く、動物の身体への負担が少ないことが特長です。
※当センターでは、動物たちにとって最善と思われる手術方法を決定しています。
肝、胆嚢、膵、腸管、腎、膀胱、前立腺、尿道、卵巣、子宮、腹膜、腹腔内の腫瘍の生検
心嚢膜生検、肺生検、胸膜、胸腔内の腫瘍の生検
様々な内視鏡を用いて食道、胃、腸、気管、気管支、膀胱、尿道、鼻腔、耳道などに対してもアプローチを行っています。それによって、今までには診断することが困難であった疾患に対しても、動物たちの身体に負担を与えない診断治療を行っています。